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営業のアフターフォローとは?重要性からメール・例文の基本について書いていきます。
アフターフォローの意味とは?
仕事をしているとよく上司や先輩から「お客様へのアフターフォローは必ずしておくように」と指示を受けることがあります。なぜ、アフターフォローが必要なのか?その意味を理解していなければ、ただやらされている業務の1つに過ぎずやる気も起こりませんよね。 まずは、アフターフォローの意味を知ることから始めてみましょう!
アフターフォローとは?
商売をしていると自社製品を販売し、購入してくださるお客様がいますよね?アフターフォローとは、ズバリ「自社製品を購入してくださったお客様に対して購入後のサポートを行うこと」や「次回も購入していただけるようにすること」や「自社のファン作ること」といった様々な目的があるのです。
購入してお客様との繋がりを切ってしまうのではなく、購入後に商品で困っていることがないかを確認するという意味でも、連絡を受けたお客様からすると「親切な会社」というイメージを持っていただけるチャンスに繋がります。
逆に、アフターフォローをしていないと「売ったら終わりなのか」とお客様の期待を裏切ってしまい、トラブルが起きた時には被害が大きくなることだってあります。普段からこまめにお客様に目を配り、アフターフォローをしていることでいざ何かが起こった時には、その後の対応が大きく変わるなど非常に重要なアクションの1つなのです。
アフターフォローってどんな業界で行われているの?
アフターフォローは、主にお客様との対面販売を行う業種を中心に行われています。例えば、家電製品を販売する「家電量販店」、転勤や引越しの際にお世話になる「不動産屋」、資産運用を相談する「証券会社」、怪我や病気に備えて契約を行う「保険会社」などが挙げられるでしょう。
アフターフォローに力を注ぐ業界というのは、お客様との距離が近い特徴があります。接客販売を行なっていれば、もしかすると自分が直接お客様に商品を勧めた立場であるかもしれません。勧めた商品を購入するか決断するのはお客様本人かもしれませんが、お客様からすると「おすすめと言われたから購入した」という人も中にはおられます。
契約した後に、「話と違う」といったトラブルが発生すれば対処するのも大変ですよね。 お客様とのトラブル回避を行う上でも、小売業や接客業や対面販売をしている業態は特にアフターフォローを大切にしているところが多いのです。
アフターフォローは営業に欠かせない!?
最終消費者であるお客様以外にも、取引先の会社に対しるアフターフォローも必要不可欠な要素となります。提案した企画書が取引先にちゃんと届いているのかを確認することもアフターフォローに含まれます。
仕事は、やったら終わりではありませんよね。実践した結果を検証し、次に活かしていくサイクルが重要になるため、取引先とともに次回への打開策を共有するためにもアフターフォローは欠かさず行うようにしましょう。
アフターフォローってどうすればいいの?
アフターフォローの重要性を理解したところ、次に実際に取引先やお客様にアフターフォローをしようとした場合、どのようにすれば良いのでしょうか? 実際に行われているアフターフォローの手段や文面をご紹介していきたいと思います。初めてアフターフォローに取り組もうとする方はまずは参考にしてみてくださいませ。
アフターフォローの方法とは?
アフターフォローを行う際に、用いられる方法は3つあります。それは、「メール」「電話」「手紙」です。現在の日本のビジネスにおいてパソコンで業務を遂行することが慣例化されているため、メールを使ったアフターフォローという方法が主流となっています。 では、それぞれの方法におけるメリットはどのようなことがあるのでしょうか?詳しくみていきたいと思います。
メールによる方法
メールは、アフターフォローを行う上で非常にお手軽な方法の1つです。一度メールでアフターフォローを送信すると、そのフォーマットを次回から使いまわすことができるので、アフターフォローに割く時間を短縮することができます。
また、相手がいつでも相手は読むことができるほか、アフターフォローを行なった記録が残るため作業を証明することもできるようになるというメリットがあります。
実際のアフターフォローを行う保険業界の例文をご紹介させていただきます。 ・この度は、ご利用いただき誠にありがとうございました。その後ご契約内容にご不明な点はございませんでしたでしょうか?また何か気になる点などがございましたらお気軽にご連絡くださいませ。●●様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。 文章の内容は長すぎる必要はありません。要点だけを伝えるだけでも十分効果があるのです。
また、メールの場合は、見栄えが重要となりますので改行であったり、読みやすいように漢字の変換は文章のリズムに合わせて調整しておくと良いでしょう。
電話による方法
電話は、アフターフォローを行う上で直接コミュニケーションが取れる方法としては場合によっては非常に効果の高い方法と言えます。
こちらもアフターフォロー、保険業について紹介いたします。
お世話になっております。●●様のお電話でよろしかったでしょうか? お忙しいところ恐れ入ります、●●保険と申します。この度は、当社の保険にご契約を頂き誠にありがとうございました。その後、ご契約内容で気にある点はございませんでしょうか?何か気になる点がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。 今後とも末長くよろしくお願いいたします。
もし、何かお客様の方でトラブルを抱えていた場合、利用した店舗からアフターフォローの連絡が届いた時は、嬉しいものです。相談をすることができますので、トラブル解決に向けてお客様にとっては希望の光となることでしょう。
一方で、電話を嫌う人もいるため、これといった用事がないのに連絡をされると迷惑な場合があるため、注意が必要です。あくまでも電話という方法は、相手の貴重な時間をいただいてお電話でやりとりを行ってという自覚を持ち、自分の都合だけではなく相手の都合にも合わせながら生きたコミュニケーションを行うように心がけましょう。
手紙による方法
手紙は、アフターフォローをする際に使用される基本的な方法です。今の時代は、パソコンにテンプレートを作成しておくことで、宛先のお名前を変更すれば簡単に複製して利用することができるようになりました。
しかし、受け取った側に印象を残すという意味では、パソコンで作成ではなく「手書き」で気持ちを込めて記載することが良いといえます。受け取る側としても、手書きの大変さは理解しているので、その分印象が大きく変わるのです。
手間を惜しまず、手書きでできる限り記載するようにしましょう。 ・背景 お世話になっております。●●様のお電話でよろしかったでしょうか? お忙しいところ恐れ入ります、●●保険と申します。この度は、当社の保険にご契約を頂き誠にありがとうございました。
その後、ご契約内容で気にある点はございませんでしょうか?何か気になる点がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。敬具 保険会社のアフターフォローの内容については、メールと手紙では特に大きな変化はありません。先頭に「背景」末尾に「敬具」を入れておくことは忘れないようにしましょう。
営業におけるアフターフォローとは?
アフターフォローというのは、社内に部署ごとに実践する役割は異なっています。それは、各部署ごとに仕事上でやりとりを行う相手が異なることに他なりません。
今回は、様々な部署が社内にある中で、一番アフターフォローを行う可能性が高い営業職のアフターフォローについてご紹介していきたいと思います。ぜひ、営業職に抜擢された際は、参考にして頂ければと思います。
営業にアフターフォローは必要?
営業職を行う際にアフターフォローは必要なのでしょうか。直接消費者の方と接する機会が少ない営業であれば、確かに消費者に対しるアフターフォローの効果は比較的少ないことが考えられるため、必要ではない場合があります。
しかし、営業職は消費者以外にも取引先のバイヤーなどと繋がりを持ちます。取引先との関係を良くすることで、仕事が円滑に回るようになるという意味では、営業においてもアフターフォローは大切と言えます。
アフターフォローは「報・連・相」のようなもの
アフターフォローを取引先のバイヤーへ行う際にはどのようなことが想定されるのでしょうか。例えば、納品日を指定されている出荷荷物もあった際、商品が間に合わず納期が遅れるという事態が発生した場合、商品の荷受けを待っているバイヤーからすると計画が遅れることで売上に大きな影響を与える場合があります。
そのため、ビジネスの世界ではしばしば「報・連・相」という言葉が重要だと言われています。アフターフォローは、これら全てに該当する情報であり取引先バイヤーにとって良くない情報でも把握した状況で、少しでも早く連絡をしておくことが信頼回復への良き足がかりとすることができます。 社会人の基本とアフターフォローは同じレベルで大切であるということを認識しておきましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか? ビジネスの世界においてアフターフォローは、必要不可欠な業務の1つと認識いただけたことだと思います。
アフターフォローに対して、たかがお客様への連絡の1つと考えているとトラブルが発生した時に痛い目を見るのはサボっていたい人だということはいうまでもありませんよね。 ビジネスは信頼関係で成り立っていることを忘れないように心がけましょう。
信頼関係は、相手を思いやる気持ちや相手を気遣う心があってこそなのです。それらの気持ちを体現する方法としてアフターフォローをどの企業でも大切に考えており、真剣に取り組んでいるのです。
あなたがもし上司や職場の方から「アフタフォローをしっかり行うように」と指示を受けた際には、普段の仕事と同様に真剣に業務に当たるようにしましょう。 アフターフォローをして損をすることはありませんし、営業においても信頼関係を構築する上で重要な仕事です。
今後は、アフターフォローにも力を入れて一人でも多くのお客様を安心させられる企業とイメージを高められるように取り組んでいきましょう!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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