【心理】あなたは恋愛上手?デキる営業マンは恋愛も上手な理由

コラム

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【心理】あなたは恋愛上手?デキる営業マンは恋愛も上手な理由について書いていきます。

「営業と恋愛は似ている」という言葉を聞いたことはありませんか?成績のいい営業マンは、恋愛も上手で女性からモテるという意味で用いられている言葉なのですが、確かに営業と恋愛のプロセスには似通った部分が多く見受けられます。

しかしながら、デキる営業マンは必ずしも女性にモテるわけではなく、また、営業数字が振るわない営業マンも例外なくモテないというわけではありません。ではなぜ営業は恋愛に似ていると言われるのでしょうか。ここではその理由についてお伝えします。

恋愛上手な人の特徴とは?

恋愛上手な人の特徴を簡単にまとめてみました。

  • モテる男は自然に気遣い・雰囲気作りがうまい
  • 少しくらい悪い男がモテる
  • オシャレ
  • 見た目に清潔感
  • 悩みや愚痴の相談が上手
  • 男らしい筋肉や体型
  • 友達、知り合いが多い
  • 遊び心がある
  • 愚痴や不満をあまり言わない

営業と恋愛がなぜ似ているのか?

営業と恋愛が似ているといわれる点を理解するために、それぞれの特徴と共通点について解説します。

営業とは

営業とは、会社の商品やサービスを第三者に売り込む仕事です。新たな取引先を開拓する場合、初対面の企業に訪問し、営業マン自身の自己紹介や自社の会社概要を伝え、提案する商品がいかに優れていて独自性があるかということをプレゼンします。

この場合、商品やサービスが良いだけでは契約にはいたりません。営業マンの人柄や信頼できるかどうか、商品説明の仕方、コミュニケーションスキルによって相手は決定します。

恋愛とは

友人の紹介や知り合い同士から発展する恋愛、街コンやフェスで知り合って始まる恋愛など、人が恋をするシチュエーションは数多ありますが、どの出会いにも「初対面」の時があるものです。映画や漫画では「出会いの時にはお互い印象が最悪、しかし意外な一面を知って恋に落ちる」という逆転劇的な恋愛ストーリーも人気です。

しかしながら、現実社会では多くの場合、初対面で良くない印象をもってしまうと、なかなか友人関係、恋愛関係に発展するのは難しいものです。そのため、相手に好意を抱いている人は、意中の女性に対して好印象を与えようと行動します。

自己紹介をし、互いの趣味や仕事などさまざまなファクターを語り合いながら、関係を深めていくことが多いのではないでしょうか。恋愛の場合も営業と同じく、ただ待っているだけで関係が築けるのは稀。自分を売り込み、得意なことや考えていることを積極的にアピールしていく必要があります。

営業と恋愛の似ているポイント

ここまで読むと、もうお気づきのことと思います。営業と恋愛は「相手に好印象を抱かせ、自分を売り込み、要望を通す」という基本的なプロセスが同じなのです。

営業職は取引先に好印象を持ってもらえるように立ち振る舞い、自分がいかに有能で自社製品あるいはサービスが優れているかということを売り込み、契約という自らの要望を通します。

恋愛では、意中の相手に好印象を抱かせ、自分がいかに相手にとってふさわしいかをプレゼンし、恋愛関係になりたいという要望に向かって努力することになります。恋愛において、好印象を抱かせることと自分を売り込むことはイコールのように思われがちですが、原則として好印象を与えることに成功しなければ、売り込みは困難だと考えるべきでしょう。

なぜなら、売り込むポイントが唯一無二のものでない限り、相手は同じような条件を備えた好ましい人物を選ぶからです。「魅力のある女性」と「優良な取引先」には競争相手が多いことも営業と恋愛の共通点といえそうです。

営業と恋愛で使える心理テクニック

 

このように営業と恋愛は、大筋のプロセスが似通っています。そのため、仕事と恋愛両方に使えるテクニックというものも存在します。仕事ができるのにモテないトップ営業マンや、恋愛は上手に進められるけど営業ができないと悩んでいる人は以下の2つのテクニックを参考にしてくださいね。

心理テクニック1:フット・イン・ザ・ドア

1つ目は「フット・イン・ザ・ドア」です。これは、「セールスマンはドアに足を入れてしまえば勝ち」という意味で、小さなリクエストから本来の大きなリクエストにつなげるテクニック。

営業であれば、まず「御社に新商品のパンフレットを置かせてください」という小さなお願いから始めるようなものです。相手企業が「パンフレットくらいなら」と許可すると、次は「サンプルを置かせてください」、「スターター・キットを置かせてください」、「商品を置かせてください」などとだんだん要求を大きくしていきます。最初の要求を承諾している分、断りにくくなるのがこのテクニックのポイントです。

恋愛ならば、一目惚れした相手に向かって、最初から「付き合ってください」ではなく「食事に出かけませんか」と誘い、その後「どこかに遠出(デート)しよう」などとだんだんと関係を深めていくアプローチ方法といえます。

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心理テクニック2:ドア・イン・ザ・フェイス

フット・イン・ザ・ドアとは正反対のテクニックといえるのが「ドア・イン・ザ・フェイス」です。これは最初に断られることが前提の、とてつもなく大きな要求をし、その後で本来の目的である小規模なリクエストを通すやり方です。これは、最初の要求を断ったことで相手が抱く「罪悪感」の効果をねらった心理テクニックといえます。

たとえば、断られることを前提として、人気の企業へ「弊社と独占契約をしてほしい」と営業を持ちかけたとします。何社もの契約を交わしている企業は、当然これを断わるでしょう。その後で、「分かりました。では独占契約を諦める代わりにいくつか良い条件をプラスしてもらえませんか」などと取引するのです。

恋愛の場合、いきなり温泉へ誘い、断らせておいて「それなら食事でいいよ。それならいいでしょ?」と切り出すようなテクニックをいいます。いずれにせよ、このドア・イン・ザ・フェイスは前述のドア・イン・ザ・フットよりも度胸とタイミングが問われるため、上級者向けのテクニックといえるでしょう。

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営業と恋愛のアプローチは似ている

営業と恋愛のプロセスだけでなく、使える心理テクニックにも共通点があることをお伝えしました。あとは自信の問題です。

お客様の前で緊張してあがってしまい、普段の能力やスキルが発揮できなければきっと商談は前に進まないでしょうし、好きな人にアプローチする際、「嫌われたらどうしよう」とネガティブになり発言を選んでしまうとあなたの良さも相手に伝わりにくくなってしまいます。

営業も恋愛も上手く進められるよう自分に自信を持って相手に臨みましょう。

恋愛の俗説は8割ホント。 心理学から“男と女の真理”を探る [ 川名好裕 ]

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さいごに

いかがでしたでしょうか?

営業力がある人は、恋愛が上手な似ていることがお判りいただけたでしょうか。

一見なんの関係もなさそうな、営業テクニックと恋愛。ですがこの2つは表裏一体と言っても過言じゃないくらい密接な関係にあります。

100%断言できますが営業テクニックに優れた男性は他の男性に比べかなりモテます。もちろんモテるためにはテクニックだけではなく、ルックスなどの生まれ持った素質も加味しなければなりませんが、テクニックだけに焦点を当てれば最強なのは営業テクニックに優れた人間です。

ぜひ、参考にしていただければ嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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